商品説明
内容紹介(「BOOK」データベースより)娘たちは海神の託宣を受けた島々の領主の元へ嫁ぐ。彼女らを娶った島は海神の加護を受け、繁栄するという。今宵、蘭は、月明かりの中、花勒の若き領主・啓の待つ島影へ近づいていく。蘭の父は先代の領主に処刑され、兄も母も自死していた。「海神の娘」として因縁の地に嫁いだ蘭と、やさしき啓の紡ぐ新しい幸せへの道。『後宮の烏』と同じ世界の、霄から南へ海を隔てた島々の婚姻譚。
海神の娘 〔2〕 (講談社タイガ シG-04) 白川紺子...
海神の娘 〔2〕 (講談社タイガ シG-04) 白川紺子...