レコード芸術 1973年11月 特大号<DIV><BR></DIV><DIV>表紙、裏表紙は傷、汚れ、破れ、折れ、印刷剥げなど全てあります。</DIV><DIV>版面は焼け（特に周辺部はきつい）が出ています。隅っこが折れてるページもあります。</DIV><DIV>切り抜きおよび書込みページも有ります（画像2）。</DIV><DIV>読めればよいと言う方のみご入札ください。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>ゆうパケット（ポストの場合有）で発送いたします。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>++++++++++++++++++++おやじの戯言++++++++++++++++++++</DIV><DIV>ようこそ1973年指揮者界トリップツアーへ。</DIV><DIV>案内を務めるは高校1年生に戻ったおやじでござる、宜しくな。いざレコード芸術11月号の中へ！</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>やって参りました、レコ芸の表紙です。ご覧ください、名だたる皆さんが勢揃いではなく、まちまちにお集まりです。</DIV><DIV>一番手前のバーンスタインさん、何やら指揮棒で鼻くそを穿りながら</DIV><DIV>「どうせ、おれは入賞してないんやろ」</DIV><DIV>などとふてくされておいでですが、今回は銅メダルですよ。カラヤンさんはいつものように恰好つけてますが、後ろの新星小澤征爾さん、</DIV><DIV>「そろそろベルリンフィルも振らせろや、おっさん」</DIV><DIV>とカラヤンさんに呪いをかけてますね。少し後ろでは第1位に輝いたベームさんが</DIV><DIV>「そなもんどうでも宜しい」</DIV><DIV>と、黙々と指揮されてます。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>では、表紙を潜りまーす。来ましたばっちり決めたカラヤン先生の<SPAN>3つ折りのピンナップ、さすがです。</SPAN></DIV><DIV>見とれて振り返っていてはいけませんよ、前をご覧ください。躍進著しい我らが小澤征爾さんの5ページ連続カラー写真です。</DIV><DIV>添えられた説明文には、「演奏が終わった瞬間、彼の五体はバラバラになってしまうのではなかろうかっと、見ている者に思わせるような</DIV><DIV>スリルを感じさせた」とあります。スコアを片手に、バーンスタインのマーラの演奏を傍らで聴きながら、「こんなスゲー演奏、</DIV><DIV>俺にはできねー」と仰ったことがありますが、そんな指揮姿の彼の「復活」を数年未来に行って見聴きしてきましたがいやあとんでも</DIV><DIV>ございません、凄い演奏でした。それにしても、おちゃめな格好で周りの人を楽しませている光景はバーンスタイン師匠譲りですね。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>本号の特集は、&nbsp;転換期を迎えた世界の指揮界&nbsp;となっております。&nbsp;</DIV><DIV>メイン会場では評論家の先生方30人が集まり、指揮者ベスト10の投票をされております。既に1968年「指揮者のすべて」の時の</DIV><DIV>順位表が掲示されております。5年の間でどのような変化が現れたのか楽しみですね。</DIV><DIV>集計ができたようです。おお随分入れ替わりがありますね。そんな中2位から1位にベーム先生が上がりました。これはどうも</DIV><DIV>日本固有の熱狂なんだそうですね。小澤征爾さんの台頭が著しいです。サヴァリッシュさんも10位入賞です。たったお一方が</DIV><DIV>ティルソントーマスに投票されてました。</DIV><DIV>これほど個性の違う指揮者の投票はどのようになされるものか、ご自身指揮者でもあらせられる福永陽一郎さんのコメントが</DIV><DIV>面白うございます。どの評論家先生もレコード会社からお中元、お歳暮を受け取られる都合、あまり露骨な事は書けないのかも</DIV><DIV>しれませんが、福永さんはずばり「正直な言い方をすれば、私は”カラヤン嫌い”の一人だし、ベームのレコードは持っていても</DIV><DIV>、必要に迫られないかぎりきこうとは思わない」だなんて、すごーい。いつもバーンスタイン贔屓を装っている黒田恭一先生のは、</DIV><DIV>まっいいか。</DIV><DIV>各先生1名注目の指揮者を選ばれてますが、カタカナ名の中にやたら漢字のお名前が目立ちますね。さすが小澤征爾さん。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>特集の趣旨に沿って評論家先生方が主体で、書きもの、対談が続くと思いきや、ちょうど帰国されていた小澤征爾さんに</DIV><DIV>1時間インタビューした記事が6ページ掲載されています。評論家先生の前置き文章が長いですねえ。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>特大号と銘打っているだけあり、もう満腹ですね。では2025年に戻りましょうか。</DIV><DIV>それではCBS&nbsp;SONY とグラモフォンの広告ページを眺めながら、1973年にお別れです。お疲れ様でした。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV><BR></DIV><DIV><BR></DIV><DIV>又、息子から「おやじ、いったい時給なんぼの仕事してんの」と突っ込まれそうだし、断捨離が進んでいない事をヨメサンに非難されそうだ。</DIV><DIV>まあ、レコード芸術、ステレオ芸術1冊ずつにこんなコメントを書こうとは思ってはいないがね。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>中学生の時から続いている音楽好き3人のつきあい。「三匹のおっさん&nbsp;BMW」。それぞれ好きな指揮者が違って、おやじはバーンスタイン</DIV><DIV>友人はワルター、カラヤン。1973年はもうワルターの時代ではなくなっていたものの、レコード会社の広告にはちゃんと3人の指揮者の</DIV><DIV>レコードがある。そういや「復活」「大地の歌」は彼の家でワルター指揮のを聴いたのがお初だったな。</DIV><DIV>BMWの意味が不明だな。&nbsp;Bはバーンスタイン、Wはワルターらしいが&nbsp;何がMやねん。BMWを後付けしたのはカラヤン君だぜ。わからんやんからやん。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>また、これ読んでニヤニヤしてるよあの二人。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>&nbsp;</DIV><DIV><BR></DIV><DIV><BR></DIV>

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レコード芸術 1973年11月特大号 '68「指揮者のすべて」から5年評論家30名のBest10変遷小澤征爾グラビア&インタビュー　★おやじの戯言