真作保証 村上肥出夫 1976年「ヴェニス風景」20号 無垢なる魂を込めて描く、川端康成も絶賛した放浪の異端画家

◆村上肥出夫（むらかみ・ひでお 1933-2018 岐阜県土岐市）
幼少期からゴッホに憧れ,独学で油絵を始める
1953年 画家を志して上京,日雇い労働や荒川の鉄橋下で寝起きするような生活のなかで油絵を描く
1961年 彫刻家本郷新の紹介により,兜屋画廊西川武郎の知遇と援助を得て制作に没頭
1963年 銀座松坂屋にて新作150点による大個展開催 - 以後,主に兜屋画廊での個展を続け川端康成から「心力と勇気を私に伝える絵」と絶賛される。
1964年...