<DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ・映画 欲望の翼 DVD</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ・セル版DVDです。トールサイズです。レンタル版ではありません。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ・状態：A（個人的評価S/A/B/C/Dの5段階）</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ・送料：210円（スマートレター）</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> <BR> </DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 【概要】</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 1960年の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ウォン・カーウァイ監督の監督第2作にあたり、前作『いますぐ抱きしめたい』が</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 平均的なアクション映画だったのに対して、本作では、撮影監督のクリストファー・ドイルによる</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> スタイリッシュな映像、マヌエル・プイグや村上春樹などの影響を受けた詩的なモノローグの多用、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 明快な起承転結を持たない構成、説明を極力省き観客の想像に委ねる話法など、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ウォン監督独自の作家性がここで確立されており、初期の代表作とみなされている。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> もともと前後篇二部構成の予定だったが予算とスケジュールを前編で使い切ってしまい、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 本作のみが完成した。ラストシーンで唐突に登場し九龍城砦の一室で身支度をするトニー・レオンは、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 後編の主人公となる予定だった。結局、続編は製作されず、レオンの役が何者であったかは不明のままだが、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> のちの『花様年華』と『2046』で演じた役に、名前や設定が一部受け継がれており、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> この2作が実質的な続編ともいわれる。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> レスリー・チャン演じる主人公が口にする、「脚のない鳥は飛び続け、疲れたら風の中で眠り、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 生涯で1度だけ地上に降りる。それが最後の時」は、テネシー・ウィリアムズ作『地獄のオルフェウス』の一節。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 第10回香港電影金像奨で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞（レスリー・チャン）を、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 第28回金馬奨で最優秀監督賞を受賞した。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 日本では、1991年の第4回東京国際映画祭で、『デイズ・オブ・ビーイング・ワイルド』の</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 邦題で上映された後、1992年に『欲望の翼』の邦題で劇場公開された。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> <BR> </DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 【ストーリー】</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 1960年の香港。サッカー競技場で働く実直なスー・リーチェン（マギー・チャン）は、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 売店での勤務中にヨディ（レスリー・チャン）という青年に口説かれる。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 金持ちの息子らしく働いていない様子のヨディ。一度は断ったが、やがてヨディと恋に落ちるスー。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> だが、結婚を望むスーをヨディは冷たく捨て、クラブのダンサーのミミ（カリーナ・ラウ）と</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 付き合い始めた。密かにミミに恋心を抱くヨディの親友サブ（ジャッキー・チュン）。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> <BR> </DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 捨てられても深夜にヨディの家の前に来てしまうスー。そんなスーを慰める夜勤の警官タイド（アンディ・ラウ）。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 話したかったら夜はこの辺を巡回しているから、近くの公衆電話にかければ出ると教えたが、電話はなく、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 程なくしてタイドは退官し船員に転職した。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ヨディ自身は、シニアになっても色恋沙汰を繰り返す母親に手を焼いていた。彼女は養母で、実母の正体を決して</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ヨディに明かそうとしなかった。彼女はヨディが成人するまで実母から多額の養育費を受け取っていたのだ。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 新しい恋人とアメリカに去ると告げる養母。ヨディは手紙類を調べて実母の消息を知り、ミミを捨ててフィリピンへと渡った。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 捨てられたことが納得できずにヨディを探し回るミミ。心配したサブ（ジャッキー・チュン）は、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ヨディの居所をミミに伝え、ヨディにもらった高級車を売って渡航費も工面してやった。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> フィリピンの大豪邸に暮らす実母を訪ねるヨディ。だが面会は叶わなかった。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 中国人街の道端で酔い潰れたヨディは金や時計を持ち去られ、通りかかった船員のタイドに助けられた。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> 船の出港待ちで街に滞在し、翌朝ヨディに付き合って朝食がてら駅に向かうタイド。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> <BR> </DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ヨディの目的は、駅でアメリカ行きの偽造パスポートを受け取ることだった。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> だが金がなく、売人ともめて刺してしまうヨディ。巻き込まれてタイドも共に逃げ出し列車に飛び乗ったが、</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> それは12時間も停車しない長距離列車だった。座席に一人でいるところを、追手に銃で撃たれるヨディ。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> タイドに看取られてヨディは死亡した。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ヨディを探して、一人でフィリピンに降り立つミミ。サッカー競技場で淡々と働き続けるスー。</DIV> <DIV STYLE="COLOR: #000000;"> ある夜、タイドが巡回していたヨディの家の近くの公衆電話が鳴ったが、応答する者はいなかった。</DIV>

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