商品説明
●稲垣足穂・『彌勒』(弥勒) 文学新輯6、小山書店刊、1946(昭和21)年、初版、約18.5×13cm、小ヌレ跡あります。
●足穂は昭和十一年末に最後の上京をして牛込横寺町に住む。酒精に耽溺する身辺無一物の果てに辿りついた自己救済の夢を、「弥勒」に託して描く。現在の大江戸線「牛込神楽坂」駅を出て大久保通りを渡り、すれ違う時に袖が摺るほど狭い「袖摺坂」(足穂は懐手でこの坂を下りてきてつんのめり、前歯を折った)を登り、少し先を右に折れた突き当たりに下...
●足穂は昭和十一年末に最後の上京をして牛込横寺町に住む。酒精に耽溺する身辺無一物の果てに辿りついた自己救済の夢を、「弥勒」に託して描く。現在の大江戸線「牛込神楽坂」駅を出て大久保通りを渡り、すれ違う時に袖が摺るほど狭い「袖摺坂」(足穂は懐手でこの坂を下りてきてつんのめり、前歯を折った)を登り、少し先を右に折れた突き当たりに下...







