図録「生誕100年　松田正平展」洲之内徹　白洲正子　山口県立美術館　神奈川県立近代美術館　帯付　2013年

美術評論家の洲之内徹や随筆家の白洲正子などの、一部の具眼の士たちには早くから松田正平の芸術を高く評価していました。しかし、松田正平
の知名度は決してたかくなく、一般美術愛好家のあいだでその存在が広く世に知られるようになった時、画家は還暦を過ぎていました。1984年、
71歳で日本芸術大賞を受賞し、2004年に故郷の宇部で91年の生涯を閉じました。本展は画家・松田正平の生誕100年を記念して、初期から
最晩年までの油彩画101点を紹介しています。

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