されどスクラム 全４巻 ／作：小堀 洋 画：しのはら 勉<BR><DIV><BR></DIV><DIV>全て初版です。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV>自宅保管していました。</DIV><DIV><BR></DIV><DIV><SPAN>連載は</SPAN>1984～だと思います。</DIV><DIV><SPAN>スクールウォーズの本放送と同時期ですね。</SPAN></DIV><DIV><SPAN>ボールは革、ジャージは綿100%、パンツはピチピチの時代の話です。</SPAN></DIV><DIV><DIV>この年度の日本選手権は平尾・大八木を擁する同志社を<SPAN>新日鉄釜石が</SPAN><SPAN>破って７連覇し、松尾選手が引退した年でした。</SPAN></DIV><DIV><BR></DIV></DIV><DIV>あらためて読み直してみたんですが、</DIV><DIV>タイトルがされどスクラムなのに、主人公がスタンドオフで、なのに作中ではウイングとセンターしかしない上に、チームはスクラムトライとフォワードの突進がウリで、なのに最終近くになるまでサードローはほとんど描写もされない。バックスのサインプレーは数えるくらいしか出てこない。</DIV><DIV>挙句に、無理やり感満載の恋愛話や全然関係ない登場人物との恋愛話が何話もあったり、劇中時間は3か月程の中、<SPAN>余計な風呂敷をいくつも拡げていきます。そして唐突に</SPAN><SPAN>エリス少年リスペクトなエピソードが出てくる</SPAN><SPAN>良くわからない着地をして終了するという、プロップにダミーパスで抜かれた時のような、</SPAN><SPAN>わけのわからない</SPAN><SPAN>しょっぱい読後感が懐かしかったです。</SPAN></DIV><DIV><SPAN><BR></SPAN></DIV><DIV><SPAN>ですが、不思議なことに試合の描写は当時を思い出させてくれます。</SPAN></DIV><DIV>思い出したように出てくる<SPAN>魔法のやかんだのランパスだのの</SPAN><SPAN>用語や</SPAN><SPAN>解説</SPAN><SPAN>もくすぐったくていい感じです。</SPAN></DIV><DIV><SPAN>ほど良いツッコミどころが海馬を刺激して記憶を甦らせて懐かしくさせるのでしょう。</SPAN></DIV><DIV><BR></DIV><DIV><SPAN>というわけでラグビーカテゴリーに出品します。</SPAN></DIV><DIV><DIV><SPAN><BR></SPAN></DIV><DIV><SPAN>当時のラガーメンにも詰め込んだのに結果スッカスカという、この虚無感を味わっていただきたく。</SPAN></DIV></DIV><DIV><SPAN>あの頃のラグマガを見ても味わえない懐かしさと身悶えとモヤッと感を貴方に。</SPAN></DIV><DIV><SPAN><BR></SPAN></DIV><DIV><SPAN>そんなワケで、そこをなんとか。</SPAN><SPAN>どうかひとつ。いやごもっとも。そこをまげてひとつ。</SPAN></DIV>

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【全初版】されどスクラム全４巻【昭和ラグビー】