現代思想1998年11月臨時増刊号 「総特集 ニーチェの思想」（青土社刊）です。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。 ★内容：　
 　◇強い構成主義　／三島憲一
 　◇悲劇の精神と新しい知のホリゾント　／山之内靖
 　◇この狂った「真実」； 友愛という正しき名　／ジャック・デリダ　（訳＝守中高明＋下澤和義＋松丸和弘）
 　◇ニーチェ明日？　／鵜飼哲
 　◇記憶然り、忘却然り　／港道隆
 　◇歴史への意思　／ヘイドン・ホワイト　（訳＝田中裕介）
 　◇変貌の王子、ニーチェの遺伝子　／澤野雅樹
 　◇永遠回帰そして/あるいは静止状態の弁証法　エコ＝テクネー論の試みに向けて　／高橋透
 　◇劇場とその運命　ベンヤミンとニーチェ　／田崎英明
 　◇「ニーチェの政治学」 は存在するか　　政治を論じる水準の問題　／森政稔
 　◇高円寺ネグリ系、ニーチェを語るはずがついついバタイユ　／矢部史郎＋山の手緑
 　◇「脱構築能力」 としてのニーチェ　68年5月のデリダ　／松葉祥一
 　◇ラジオ・ニーチェ； あるいは哲学的にどの様にしてニーチェにたどり着かないか ／ジェフ・ウェイト　（訳＝長原豊）
 　◇ニーチェとインド　／湯田豊
 　◇『この人を見よ』 あるいは書かれた身体　／ロドルフ・ガシェ　（訳＝安田俊介）
 　◇ツァラトゥストラの動物たち　生の根源的な諸力　／ミッシェル・アール　（訳＝吉田晴海）
 　◇ニーチェ対デフォー　／岩尾龍太郎
 　◇ニーチェはルビコン河を渡ったか　ブルクハルトに宛てた最後の手紙を読む　／井口正俊
 　◇ニーチェ／マイゼンブーク往復書簡から　／フリードリヒ・ニーチェ＋マルヴィーダ・フォン・マイゼンブーク　（訳・解題＝中尾健二）
 　そのほか
 ★フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ（Friedrich Wilhelm Nietzsche、 1844 - 1900年）は、ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られる。古典文献学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・リッチュルに才能を見出され、哲学教授職を希望しつつも、バーゼル大学古典文献学教授となり、辞職した後は在野の哲学者として一生を過ごした。アルツール・ショーペンハウアー、リヒアルト・ワーグナーの影響を受け、芸術の哲学的考察から出発し、ディオニュソス的精神からの文化の創造を主張したが、しだいに時代批判、ヨーロッパ文明批判に向かい、特に最高価値を保証する権威とされてきたキリスト教や近代の所産としての民主主義を、弱者の道徳として批判し、強者の道徳として生の立場からの新しい価値創造の哲学を、超人、永遠回帰、権力への意志、運命の愛 （→アモール・ファティ ） などの独特の概念を用いて主張した。ニーチェの哲学はナチスに利用されたこともあったが、今日ではセーレン・A。キルケゴールと並んで、実存哲学の先駆者、新しい価値論の提示者として新たに照明があてられている。主著に『ツァラトゥストラはかく語りき』 、『権力への意志』、『善悪の彼岸』、『道徳の系譜』など。
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「総特集ニーチェの思想」 ◆現代思想 1998年11月臨時増刊号（青土社）