ご覧いただきありがとうございます。小説や漫画、ゲームや映画などのファンタジー世界では、箱といったらこの木箱！というデザインが定番ですが、この木箱、現実世界で使われているのはおろか、存在すら見たことがありません。ならば作ってしまえ、と作成しているのがこの異世界木箱シリーズです。<BR>木箱である以上、構造的に横と奥行き、縦と横などの板が合わさる部分には「小口（こぐち）」が丸見えだったり、それをしっかりと留めるための釘の頭なんかが見えていないといけないはずなのですが、ことさら漫画だと作画上の都合もあるのか、そのようなものが外側にありません。ならばこの木箱もそのように作るしかない、と画像のような見た目になっています。<BR>前作は中世ヨーロッパの時代考証にこだわりすぎて、材料と製作工程に大幅なコストをかけざるを得ず、送料着払いで5,000円、屋外仕様想定なしの材料を用いたため、お値下げのリクエストをはじめさまざまななご意見やご要望を頂戴いたしました。今回は、材料そのものは天然木材無垢材を中心であることは変わりないものの、構造も製造過程も全く違う形にすることで、コストを抑えることに成功しました。<BR>また、接着剤はフランクリン社のタイトボンドⅢという、耐水性の高い、食品安全性も基準をクリアしたものを使い、かつ釘は全てステンレス釘を使いました。台所や納戸で食材のストックを入れる、キャンプ場でおやつを入れておく、なんて用途も安全にこなせます。底板はホルムアルデヒドを含まない星Ｆ4等級の針葉樹構造用合板です。<BR>雨晒しの環境に置く場合には、流石に天然木材剥き出しですから、保護用のペンキを塗っておかれることをお勧めします。ペンキやステイン、ワックスなどをいざ塗ってみて「思ってたんと違う」とならないよう、製作時に出た余り材を一緒に送ります。これでお好みの塗装をまずは試し塗りください。

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異世界木箱Ⅱ 改良　屋外仕様対応