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　舞台はドイツの小村テルボルグ。主人公は14歳の少女 メリー。彼女は庭師でかご職人の父と二人暮らし。 
　母は早くに亡くなり、慎ましくも誠実な生活を送っています。 
　1.伯爵家の令嬢アメリアとの交流を通じて、メリーは城に招かれ、友情を育む 
　2.しかし侍女ジュリエットの嫉妬により、メリーは伯爵夫人の指輪盗難の容疑をかけられ、牢に入れられる 
　3.裁判では無実を訴えるも、証拠がなく、父とともに村を追放される 
　4.放浪の末、親切な老夫婦に助けられ、新たな生活を築くが、父は病に倒れ、死去 
　5.最後に、指輪はカササギの巣から発見され、メリーの潔白が証明される 
　　この物語は、信仰・誠実・忍耐・赦しといった宗教的・道徳的テーマを軸に展開され、少女文学としては 
　異例の厳しい展開と深い精神性を持っています。 
 
・カバーにクスミ、ページの側面を中心にヤケ。 
 
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昭和48年■少女名作シリーズ「天使の花かご」クリストフ・フォン・シュミット/偕成社　重版　絵：辰巳まさ江