古銭貧乏、涙の赤字出品！　新二十円金貨　昭和７年

今回は委託品です。「我楽多亭長介」の雅号を持ち、近隣では著名な風流人であった委託者は、生涯の過半を古銭類の収集に尽力しましたが、資産形成の機会を逃し、晩年に至って日々の生活にも窮するに至り、同時にあの世に収集物を持ち込めないことも悟り、血のにじむ思いで集めたコレクションを泣く泣く手放すことになりました。慈悲深い方のご入札をお待ちいたします。
昭和から令和にかけて本物と信じて購入したものですが、“国内唯一の鑑定機関”日本貨幣商協同組合による正式な審査を...