<TABLE WIDTH=440 CELLSPACING=0 CELLPADDING=0 BORDER=0><TR HEIGHT=18><TD WIDTH=440 HEIGHT=18>[中古本] </TD></TR><TR HEIGHT=18><TD WIDTH=440 HEIGHT=18>表紙ややキズこすれあり</TD></TR><TR HEIGHT=18><TD WIDTH=440 HEIGHT=18>中身は新品同様です（書き込み等なし） </TD></TR><TR HEIGHT=36><TD WIDTH=440 HEIGHT=36>・自宅保管品ですので、店頭と同様のものをお求めの方、神経質な方、少しの見落としも許せない方は入札をご遠慮ください。</TD></TR><TR HEIGHT=18><TD WIDTH=440 HEIGHT=18>・送料、振込手数料は落札者負担でお願いいたします。 </TD></TR><TR HEIGHT=54><TD WIDTH=440 HEIGHT=54><TABLE WIDTH=479 CELLSPACING=0 CELLPADDING=0 BORDER=0><TR HEIGHT=18><TD WIDTH=479 HEIGHT=18>発送はクリックポストを想定しております。</TD></TR></TABLE>（内容物の補償がありませんので、それをつける場合は宅配便等（ヤフネコ！）の選択をお勧めします：発送費要相談） </TD></TR><TR HEIGHT=18><TD WIDTH=440 HEIGHT=18>極貧の家に生れ幼くして奉公に出された愛川吾一が、純真な心を失うことなく、自らの運命を切りひらいていくひたむきな姿を描く名作。 極貧の家に生れた愛川吾一は、貧しさゆえに幼くして奉公に出される。やがて母親の死を期に、ただ一人上京した彼は、苦労の末、見習いを経て文選工となってゆく。厳しい境遇におかれながらも純真さを失わず、経済的にも精神的にも自立した人間になろうと努力する吾一少年のひたむきな姿。 本書には、主人公吾一の青年期を躍動的に描いた六章を“路傍の石・付録&quot;として併せ収める。新聞での連載中断、他誌での再開にあたっての経緯を著者本人が綴った「ペンを折る」「あとがき」、そして「刊本の構成一覧表」を付す。 【目次】 路傍の石 ペンを折る 「路傍の石」付録 あとがき 刊本の構成一覧表 解説:高橋健二 年譜 【本文冒頭より】 そのとき、吾一は学校から帰ったばかりだった。はかまをぬいでいるところへ、おとっつぁんが、ひょっこり帰ってきた。おとっつぁんは、彼に銅貨を一つ渡して、焼きイモを買ってこいと言った。よっぽど腹がすいているらしく、いやにせかせかしていた。 吾一は、急いで路地を駆けだして行った。 ちょうど、おやつの時刻だったので、焼きイモ屋の店さきは、ふろしきを持った小僧だの、オカモチをさげた女中だのが、黒びかりのする、大きなカマの前に、いっぱい立っていた。……(「くち絵のかわりに」) 山本有三(1887-1974) 栃木県生れ。東京帝大独文科卒。1920(大正9)年、戯曲「生命の冠」でデビュー。『嬰児殺し』で注目を集め、日本の新劇の基礎を固めた。大正末期から小説にも手を染め、『波』などの新聞小説で成功を収める。その後、ひたむきな女医を描いた『女の一生』、勤め人一家の愛と犠牲の日々を書いた『真実一路』、逆境をたくましく生きる少年を書いた『路傍の石』で国民的作家となった。子供達に向けて書かれた『心に太陽を持て』は、今も小・中学生に読まれている名作。 <UL STYLE="COLOR: #0F1111;"><LI>出版社 : &nbsp;新潮社; 新版<LI>発売日 : &nbsp;1980/5/25&nbsp;初版&nbsp;&nbsp;2005/2/25&nbsp;&nbsp;第34刷<LI>文庫 : &nbsp;608ページ<LI>寸法 :&nbsp;&nbsp;14.8 x 10.5 x 2 cm</UL>定価￥984</TD></TR></TABLE>

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