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 <CENTER>【深和】烏丸資慶 秋日侍春日社壇詠二首和歌詠草「旅宿鹿・社頭月」寛永19（1642）年 大倉好斎極 真筆

<TABLE WIDTH=82% BORDER=0 CELLSPACING=1 CELLPADDING=10 BGCOLOR=#c0c0c0><TR><TD WIDTH=220 BGCOLOR=#e3f5d0 ALIGN=center>商品説明</TD></TR><TR><TD BGCOLOR=#FFFFFF ALIGN=left>
烏丸資慶の和歌詠草です。 
 
「旅宿鹿・社頭月」の二題に、それぞれ「鹿の音は都にしらぬ秋の夜を 旅ねの山のかひよとぞきく」「天雲を千分にわけて春日山 いまも神代の月ぞすみける」と詠んでおります。 
 
資慶の位署から、寛永19（1642）年秋の詠、資慶21歳の書と見られます。折しも不作による飢饉に寛永通宝の過剰鋳造によるインフレが重なり米価が騰貴しており、京都でも火災や地震が頻発する多難の年であったことが知られます。加えて、御所では明正天皇の譲位が進められており、恐らく神前への報告のため資慶が春日社へ派遣されたことが推察されます。 
 
しかし資慶の筆は若々しく伸びやかである一方、詠みぶりは万葉古歌の影響がみられるなど、南都の地を満喫している様子が優に伝わります。公卿に列したのちも春日祭の上卿に二度選ばれることとなる青年公家の、貴重な書の逸品です。 
 
大倉好斎の極札が付属します。 
 
 
◆烏丸資慶 
江戸前期の公卿,歌人。参議をへて万治元(1658)年権大納言となり,寛文2（1662）年正二位にすすむ。祖父の光広に歌学をまなび,後水尾院の歌会に参加。同4（1664）年後西院らとともに後水尾院から古今伝授をうけた。寛文9（1669）年没、48歳。著作に「烏丸資慶詠草」など。 
 
◆大倉好斎 
江戸後期の古筆見、京都の人。紀州徳川家に仕え、法橋に叙せられる。文久2（1863）年没。 
 
付属：時代箱が付属します。 
寸法：縦116×横61cm（最大幅。若干の誤差はご了承下さい） 
状態：経年のイタミがございます。</TD></TR>

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【深和】烏丸資慶秋日侍春日社壇詠二首和歌詠草「旅宿鹿・社頭月」寛永19（1642）年大倉好斎極真筆（公家公卿書家堂上歌人奈良）